はやぶさカプセル回収準備が着々と進められる

はやぶさは来年 6 月に地球に帰還し,カプセルをオーストラリアのウーメラ砂漠に落としますが,そのカプセルの回収準備が宇宙研で着々と進められているようです.

ASTRO-G プロジェクトの川原さんによるコラムです.はやぶさチームだけでなく,ASTRO-G など色々なプロジェクトの人を総動員しているのですね….「方探班」…ISAS 伝統の「○○班」ですね.wktk

この重要な方向探査に用いるアンテナは非常に簡素なものです。家庭で使用しているテレビ受信用のアンテナ(八木アンテナ)を水平方向に2台並べて固定し、そのアンテナをローテータ(回転装置)に取り付けて、全体をアンテナ架台に固定すれば完成です。

実際のカプセル回収の舞台となる砂漠へ赴き、方探実験を実施して参りました。

おなじみ「宇宙の電池屋」曽根さんのコラム.相変わらず熱い.そして泣かせる.…でも「読書感想文」の部分,「宇宙兄弟」を読んでないと正直わけわかめかも知れないww

 訓練を通して個人的にバリバリ感動したのは訓練用の模擬カプセルからのビーコンを捕らえた時だった。
「そうだ、この信号を、来年は絶対にツカマエル!」

ISAS ニュースにも「方探システム機能確認試験」の話題.ウーメラは過酷な環境のようですね.


こんな研究会も開催されていたようです.個人的にはライター喜多充成さんの「フィナーレの火に、油を注げ ―― よりよきアウトリーチのために」という講演が気になりますww