日経エレクトロニクス「小惑星探査用ロボットの作り方」第 2 回を読む

やべえ,面白すぎる!

今回のポイント:

  • 岐阜にある落下塔施設を使って実験をすると 945,000 円もかかるので,水平方向の慣性運動を無重力運動に見立てて実験することにした
  • 摩擦をなくすのに,当初はエアテーブルから空気を噴き出して試作機を浮かせることを考えたが,吹き上げる気流の影響が出てしまうため,自動改札用に開発されたボールベアリングを使用
  • それでも摩擦がけっこうあったので,とっさに手元にあった KURE 5-56 を吹き付けたらうまくいった
  • ケミカルな電池は宇宙のような温度変化の激しいところでは使えないので,電気 2 重層キャパシタを使う
  • NASA のソジャーナに搭載されたマクソンモータでさえ,ミネルバの経験する温度差に耐えられる仕様になっていない.しかし温度サイクル試験には何とか合格
  • 搭載カメラとして,ソニーノート PC PCG-C1 についている CCD カメラが使えるのではないかと気づく.しかしソニーには何のつてもないので,とりあえずお客様相談センターに電話をかけてみる(以下次号)


冒頭部分:

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