東京大学の「五月祭」ではやぶさ模型等展示

東京大学本郷キャンパスの学園祭「五月祭」が今週末の 5/26,5/27 に開催されますが,航空宇宙工学科の展示「空宙 Walker」で,はやぶさイトカワM-V-5 の模型をはじめとするさまざまな展示があるようです.

こんにちは、JAXA宇宙航空研究開発機構)の宇宙科学研究本部の展示を担当している、方弘毅です。
JAXAは宇宙や航空などさまざまな分野を取り扱っておりますが、宇宙科学研究本部はその中でも宇宙関係を担当している施設です。宇宙科学研究本部は、いままでいろんなミッションを担当しており、その中でも小惑星イトカワでサンプル採集に成功した「はやぶさ」や、月の探査を行う予定の「セレーネ」などはご存知の方も多いでしょう。
今回の展示においては、その「はやぶさ」と「セレーネ」の二つのプロジェクトに焦点を当てました。「はやぶさ」「セレーネ」の模型はもちろん、小惑星イトカワの模型、さらに「はやぶさ」を打ち上げたM−V−5ロケットの模型も用意しております。いずれもリアルタイムなプロジェクトで、展示にも最新情報をいっぱい盛り込んでいくので、どうぞ日本宇宙産業の最先端をお楽しみに!

他にも JAXA 総研本部から H-IIAISS・きぼう,三菱重工からロケットの外板・断熱材,ANAJAL のモデルプレーン(未就航のものも!)の展示があったり,研究室の一般公開があったりして(はやぶさ関連では川口研や國中研などが出ているようです.中須賀研はなんとキューブサットの運用が見学できるとか),かなり見ごたえありそうです.


追記(2007-06-03):詳細なレポートを見つけました.ターゲットマーカーの中身など珍しいものが出ています.