第一回宇宙ロボットフォーラムのレポートと第二回宇宙ロボットフォーラム

5/28 に開催された第 1 回宇宙ロボットフォーラムのレポートが Robot Watch で出ています.

2回目までのフォーラムでロボット技術例示と提案要請を行ない、3回目と4回目のフォーラムでは、分科会あるいは個別ミーティング形式での会合を検討しているという。

今後の予定としては、SELENE-2において、オービタランダとローバを組み合わせ、さらにオプションとしてペネトレータを持っていけるかどうか検討中だという。

お,LUNAR-A のペネトレータ,積んで欲しいなあ.

またヨーロッパでも、この1年間にドイツ、イギリスが名乗りを上げている。

えっ,ドイツも.

LUNAR-A のペネトレータかと思ったけど,イギリス独自のものなのかな?(結局こういうデザインに落ち着くんですかね).それにしても International Penetrator Worksop なんていう学会があるとは.

現時点で考えているローバ操作・制御系の役割分担は、通信容量などを考慮し、ローバ側で障害物や走行増分の算出を行ない、ランダ側でローバの方向や広域画像を撮像する。その一方で、地上系で詳細な地形マップを生成し、ローバの位置を算出したり、最適な経路を自動生成して、操作者が経路を選択する、という形を取る方向で検討中だという【写真21】。

まず月面に降りたあと、ランダ側からケーブル経由で電力を供給し、その後に日向を走る形で太陽電池から供給する予定だ【写真22】。

なるほど.

それから,第二回宇宙ロボットフォーラムのお知らせも出ました.今回は惑星探査と有人宇宙活動がテーマだそうで,はやぶさの吉川先生や久保田先生が話をされます.