宇宙食材あれこれ

先日のエントリあの宇宙食材を食べるチャンス? - はやぶさまとめニュースが大反響だったので,調子に乗って宇宙食材をさらに調べてみたところ,すごいページを見つけました.

毎月発行している「宇宙農業通信」がなかなか強烈です.たぶん,今度の「宇宙サロン」で提供される「宇宙食材」はこのあたりかと….どなたか,清水の舞台火星に行った気分で参加してみる猛者はいませんか?懇親会はたった 500 円ですよ….

カイコのサナギの試食風景、いったん試食する人が現れると、瞬く間のあいだに一缶あきました。サソリの方がおいしいという情報も中国出身の人からよせられました。

次回の宇宙農業サロンで試食の計画です。130gいりで150円ほどだったとのこと。ちなみに前回試食したカイコ・サナギの缶詰は35g420円でした。

サロン会合参会者は片山先生の考案・作成したカイコ・クッキーを試食した。コメ、きな粉、サツマイモ、塩、豆乳にカイコの粉、カイコが入るとコクのある味になる。女子大学生の Sensory Testでもカイコ混入がよいとの結論であった。健康によいとおもわせる食味であるのだが、相模原・田名民家資料館での試食などでは甘味を希求する声もあり、宇宙農業の課題として甘味食材を加える検討がある。

アレナレス先生がコロンビアから取り寄せた巨大なアリ、参会者が皆で試食した。それほどの酸味はない。

北宅先生のタイ土産。三橋先生によると、竹を食餌とする昆虫の幼生とのこと。(タケツトガ?Chilo sp.?)http://images.google.com/で Chiloと検索すると成虫の画像などをみることができる。

油でローストしてある。ミールワームよりはるかに美味。


また,「特殊実験棟の玄関の今は使われていない下足箱ルーム」と「相模原キャンパス特殊実験棟2階の廊下」に「宇宙農園」が開設され,

桑・カイコ、ミルスベリヒユ、ヤーコン、アンデス・ジャガイモ、宇宙イモ、アオサ、アカウキクサ、アイスプラント、イネ、ドジョウ、サツマイモ、宇宙般若湯,ダイズ

を育てているとのこと.キャンパスのあちこちで着々と宇宙食材が作られているようです.

相模原キャンパスにて春に伐採されたサクラでヒラタケ、ナメコを栽培

飛翔体機能試験棟の玄関前に定植された桑

高圧ナトリウム灯などを支えるフレームは赤外線天文衛星「あかり」http://www.ir.isas.jaxa.jp/ASTRO-F/Outreach/ の打ち上げの際につかわれた GSEの部材をもらいうけて製作した。


以下は不思議な食材を使った料理の一例.

ミルスベリヒユ・シイタケ・モヤシのコチジャン炒め(ミルスベリヒユの茎はかすかに苦め、ゴーヤほどの迫力ある苦みではないという評判)

宇宙イモの形状が昨年にJAXAの探査機ハヤブサが着岸した小惑星イトカワによくにていることから、相模原で宇宙イモをイトカワの模型のわきに宇宙農業者第一号:河本さんが常設展示している。

ちょwwwwwwww
宇宙イモのところに「はやぶさが捕獲した小惑星『かわぐち』」って書いてあるのは気のせいかww