宇宙研と RPIF

PLAIN センターニュースに面白い記事が載っていました.

RPIF(Regional Planetary Image Facility)は国際的な惑星探査画像のライブラリで,アジア唯一のブランチである宇宙研には惑星の写真(生写真)をはじめ,運用ログや搭載機器の回路図などのお宝資料が大量にあるとのこと(2007-08-27 修正:ログなどのお宝資料があるのは LPI のほうで,宇宙研にはそのごく一部のコピーがあるだけとのことです.うっかり早とちりしてしまいました.すみません.詳しくは田中先生のコメントをご覧下さい).すごすぎる.

実は、もっとすごいお宝資料が老舗の LPI にあることを最近発見した。ここには写真だけでなくて、データやログ、我々で言えばテレコマ表とか、運用ログ、搭載機器の回路図、基板図など到底公開されそうもないものが未整理の状態で眠っている。この意味で RPIFはエンターテイメントというより、我々の研究に多いに役立っている。大判の月面の地図などはとても研究に役立ってきた。回路図や運用ログでデータのクオリティーや取得状況が把握でき、現在の私たちの研究に大変役立てている。こんなデータコピーしちゃっていいのかな?と思いきや、LPI のスタッフは笑顔で我々の依頼に答えてくれる。

先日の一般公開でもブースがあったようですが,ご覧になった方はいますでしょうか?