宇宙開発委員会で IPEWG 会議報告

昨日の宇宙開発委員会で,国際始原天体探査ワーキンググループ(IPEWG)の会議開催報告があったようです.

月、火星に続く探査目標である始原天体に関する国際調整組織の創設に際して、JAXA が主導的な役割を担い、IPEWG の意義の確認と継続の合意を行った

JAXA が、IPEWG のウェブページや会議記録を管理する事務局に立候補し、参加国に了承された

始原天体探査において JAXA がまさに世界をリードする立場にあるということですね.すげえ.

マルコポーロ共同提案を行っている欧州各国を上回る規模の「大代表団」を送ってきた米国は、将来の小惑星・彗星核サンプルリターンの第一の連携相手としてJAXA を想定している模様で、今回も複数案への協力打診が非公式に行われた。

NASA(ジェット推進研究所(JPL)), DLR, ESA の代表者から個別に、「次回は今回以上の代表団を送る」との言葉を頂いた。

JAXA モテモテです.

資料の最終ページには各国の始原天体探査計画があって参考になります.NASA は OSIRIS 以外にも CSSR(Comet Surface Sample Return)などずいぶんたくさんの計画を持っているんですねえ.

宇宙開発委員会を傍聴したのか,メディアにも「はやぶさ2をベガロケットで打上げ」の報がいくつか出ています.

今夏までに結論を出すという。

打診している米国でもメドがつかなかった。

2ch でもスレが立っています.ニュー速スレタイワロタwwww