小天体探査シミュレータ

野尻ボードの記事

によりますと,秋田大の秋山先生が,小天体探査シミュレータなるものの引き取り手を探しておられます.
http://www.mono.akita-u.ac.jp/bbq.jpg

どんな物かと申しますと、火星の衛星Phobosがどでーんと真ん中にありまして、それ2軸で回転させることが出来ます。そ れにレールが付いていて、真ん中のPhobosからの距離調整が出来ます。
すなわち、小天体と探査機の位置関係を再現できる装置です。

おお,これは実に面白いですね.日本の宇宙探査史上,貴重な史料となることは間違いないでしょう.はやぶさを想定した航法誘導の実験にも使われたそうです.

カメラをつけて動かすと、探査機がPhobos周りを飛んでいるような情景を再現できます。

悶絶モノですなww

ファンの側からするとぜひどこかの博物館で実物を見てみたいものですが,かなり大きいそうなので,なかなか難しいですかね.まあ,秋田大は最近宇宙開発拠点としてどんどん発展しているようですので,秋田大で保管というのもけっこういいんじゃないかなと勝手に思ったりしますが.