松浦さんの記事「月探査機打ち上げ、日中の格差はプログラム的探査の有無」

日経 BP で松浦さんがまた記事を書かれています.

中国は嫦娥1号の予備機も製造し、打ち上げが失敗してもすぐに探査を継続できる体制を取った。

いいなあ….中国は確かに技術に関しては非常に手堅くやってきている印象がありますね.

この状況で結果を見てから次の計画を立ち上げるようなことをすれば、計画実施の間隔が20年以上空くことになる。20年も間が空いてしまうと、技術の継承やノウハウの蓄積も困難になる。当然、失敗の確率も上がることになる。すでに日本は、この方向の負のスパイラルに陥るぎりぎりのところにいる。

個人的には,現在の衛星大型化の流れとは別に,小型のものを短期でたくさん打ち上げるという流れを確保しておくべきだと思っています.