大電力化/モジュール化電気推進に関する研究会

プログラムを見る限り,かなり専門的な会のようですが,案内文が熱いです.

はやぶさ小惑星探査機はマイクロ波放電式イオンエンジンを駆り、一路地球帰還の途にあります。「きく8号」はカウフマン式イオンエンジンにて精密な静止軌道維持を日々行っています。このように日本の技術としての電気推進が多彩な宇宙ミッションを具体化しました。今後は、さらに高性能化した電気推進を用いて、超低高度衛星・全電化静止衛星・ハイブリッド静止投入・軌道間輸送・超遠距離深宇宙動力航行などのミッションがぞくぞくと実現される見込みです。この技術要素は、宇宙大量物資輸送を担い、月有人ミッション実施や宇宙太陽発電建設を支え、国際貢献への重要な鍵となることでしょう。